膝が痛い!
病院に行ったら、レントゲンを撮って、軟骨が減っているからとか言われたりします。
レントゲンに写っていたことは、嘘ではないと思います。
軟骨が減ってしまっているのは事実です。
しかし、軟骨が減っていることと、膝が痛いこととは、関係あるときもあるし、ないときもあります。
ほとんどの場合、膝の軟骨が減っていることと、痛みとは、関係ないことが多いというのが私の臨床上での経験則です。
なぜ、そう言えるのか?
軟骨が減っていることが、痛みの原因であるなら、軟骨が元に戻らない限り、痛みは無くならないわけです。
でもですよ、実際はどうでしょう。
膝の軟骨をどうこうしなくても、膝の痛みはなくなっていきます。
ということは、軟骨が減っていたことと、膝が痛いのは関係ないと言えるのです。
間違えて欲しくないのは、軟骨が減っていることで、痛くなっていることもあります。
ただ、そういうケースは少ないと思います。
ほとんどのケースは、膝の周りがねじれていることが、原因です。
膝がねじれている状態で、歩いたり曲げたりするから、痛くなるのです。
そして、膝のねじれを作っているのが、膝周りの筋肉です。
膝周りの筋肉のどこかが、緊張したりして、縮んでしまうことで、膝周りのバランスが崩れて、ねじれてしまいます。
この筋肉の状態を正常にしてあげれば、膝のねじれはなくなり、膝の痛みもなくなるというわけです。
単純に、この筋肉をマッサージしたりしても、その場では、膝は楽になったりします。
しかし、筋肉が緊張してしまった原因が残っていると、せっかく緩めた筋肉も、また緊張してきて膝がねじれてしまい、膝は痛くなってきます。
では、この筋肉を緊張させているのはどこか?
それは、腰です!
腰から出ている神経が刺激されると、脚の筋肉に緊張がでます。
その緊張が、膝をねじらせてしまうのです。
それなら、腰の問題をなくせばいいのですが、その腰の問題も、腰を悪くさせた原因がさらにあるわけです。
という感じで、膝痛だからといって、膝だけの問題ではないのです。
膝に影響が出てしまう前に、いくつもの原因が潜んでいるのです。
しかも、その原因は、人によって違います。
基本的には、原因は、全身にありますので、膝の痛みをなくしたいのであれば、全身の調整が必要になるのです。
もし、あなたが、どこかで膝が痛いからといって、膝しか調整していないのなら、なかなか楽にはならないかもしれません。
しっかり、膝の痛みと向き合うなら、ぜひ、全身の調整をしてください。
膝の痛みで困っているなら、今すぐ当院にお越し下さいね(^ω^)
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