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執筆者の写真癒いこい 加藤

ギックリ腰の対処について

【お悩み相談】

ギックリ腰になりました。


病院に行ったら 薬を処方してもらい 腰を温め無いように 3.4週間で安静にしてれば治ります。と言われました。


3.4週間は 長いので 仕事したいので 少しでも早く治したいのですが、整体師? マッサージ?とか すると早く治りますか?



【回答】

まず、理解しておいて欲しいことがあります。


治るという定義についてです。


治るっていうのは、人によって解釈がだいぶ違ってきます。


違和感なり、痛みはあるが、通常の生活に支障がないようになったら、治ったという人もいれば、まったく痛くなくなった状態になった時に、治ったという人もいます。


私のように、体を調整している立場から見た治ったは、痛みがないのは当然として、本来の動きが出来る状態になった時に、治ったという感じになります。


どれが正解というわけではなく、どこまでの状態を目指しているのかを明確にしておくといいかと思います。


それを踏まえてお答えしていきます。


ギックリ腰の状態にもよりますが、痛めた場所が炎症を起こしているときは、可能であれば、安静が一番効果的かと思います。


その時に、冷やすのか?温めるのか?悩むと思います。


ギックリ腰に限った事ではないのですが、目安をお伝えしておきます。


早く治したいのであれば、温めるをおすすめします。


なぜなら、体を治すには、細胞の活性化が必要です。


細胞を活性化させるには、血液が必要になります。


そのために、体を温めて循環を良くしたほうが良いわけです。


ただし、気をつけてほしいことがあります。


それは、温めることで、痛みが増すことがあります。


炎症しているときは、細胞が傷ついています。


そこに血液が一気に流れ込むわけなので、傷口から血が溢れてしまいます。


その時に痛みを生じることがあるのです。


逆に、冷やすとどうなるのか?


冷やすと、血液の流れが悪くなり、傷口からの出血が減ります。


傷口の止血が早くなります。


その効果で、痛みは早く収まるかもしれません。


しかし、細胞に栄養が行きにくくなってしまうことで、細胞の活性化が抑えられてしまいます。


本来の細胞に戻るまで、時間がかかるのです。


冷やすと、痛みを抑えられるが、本来の動きが出るまでに時間がかかるわけです。


ギックリ腰の時の対処で、温めるのと冷やすのでは、実は、どちらも正しい処置なのです。


しかし、メリット・デメリットがありますので、ご自身が置かれている状況にあわせて選択するといいでしょう。


バランスが良い、処置としては、ギックリ腰をやった直後、痛い部分に熱を持っていたらまずは冷やす。


熱を持たなくなるまでは、冷やす処置をし、熱がなくなってきたら、温める処置が良いかと思います。


あとは、多少、体が動かせるようになってきたら、無理のない範囲で、体を動かしていけば良いでしょう。


セルフケアなら、こんな感じでいいと思います。


あとは、傷み等は、時間とともに無くなっていくでしょう。


ここからは、もっと深く、体を良くしていきたいなら、やはり、どこかで治療を行っていくべきでしょう。


そもそもギックリ腰になった原因は、腰以外のところも関係しています。


人によって、その原因は様々なので、しっかり検査などを行うことで見つけないといけないのですが、その原因が残っている間は、いずれ、同じようなギックリ腰はまた起こすと思います。


整体などでは、ギックリ腰自体を調整するのではなく、ギックリ腰を起こした原因に対して処置をしていきます。


結果として、早く、楽になる可能性はあると思います。


ギックリ腰の対応は、あなたが、最終的にどうなりたいのか?によっても対処が変わると思います。


再発しないように、しっかり調整をしておきたいのであれば、セルフケアと同時に、整体などで調整は受けておいたほうが良いかと思います。

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