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執筆者の写真癒いこい 加藤

虐待=偏頭痛というのは本当なのでしょうか?


【お悩み相談】

高校生です。


先日学校のカウンセリングの人に幼い頃から偏頭痛持ちだと言ったら、幼い頃に虐待を受けていたからだと言われました。


ですが、私自身虐待された覚えは一切なく納得できません。


虐待=偏頭痛というのは本当なのでしょうか?



【回答】

虐待=偏頭痛ではないと思います。


虐待によって偏頭痛になる可能性はゼロとは言えませんが、仮にそうだったとしても、あくまでそれはきっかけで、根本の原因は別にあるかと思います。


偏頭痛は、何らかの影響で、頭の血管の膨張や頭蓋内の圧力が高まった時に神経を刺激して起こると考えられています。


通常は、身体のバランスが崩れていて、常に頭は、なにかしら影響を受けていて、その状態に何かの影響が加わった時に起きます。


虐待による影響があると仮定した場合、もともと偏頭痛がしやすい身体の状態で、そこに、虐待のトラウマが発動した時に、ストレスが出て、身体が緊張し、それにより偏頭痛を誘発したと考えることができます。


この場合、虐待が原因とも言えます。


しかし、偏頭痛のしにくい身体の時は、ストレスが出ても、偏頭痛が起きることはありません。


仮に、過去に虐待があったとしても、身体の条件が違えば偏頭痛は出ないのです。


だから、虐待=偏頭痛とは言えないと思います。


偏頭痛は、身体のバランスの崩れが原因です。


この身体のバランスの崩れの原因は、さまざまです。


身体は全て繋がっていますので、どこかに問題が出たら、バランスは崩れます。


だから、原因を探すには、全身を検査する必要があります。


ただ、偏頭痛が起きる時は、必ず最後は、首に影響が出ます。


対処的に偏頭痛を抑えようとするなら、首の処置をするとなくなることがあります。


この場合、仮に首の影響がなくなり、偏頭痛がなくなっても、身体のバランスが整ったわけではないので、再発する可能性はあります。


偏頭痛が起きない身体にするためにはやはり全身を整えていく必要があります。


身体を整えるのに、治療院で行うと早いと思います。


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本日も ありがとうございました。



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